
中小企業経営者や個人事業主で、ビジネス用にChromebookの導入を検討しておられる方の中には、上記のような疑問があるかも知れません。結論から申しますと、ChromebookにはWindows PCで一般的な「Office付きモデル(買い切り版のOffice搭載モデル)」はありません。
では、Chormebookは実務で使えないのか?Officeは使えないのか?というと、そんなことはありません。実際、私も実務でChromebookも活用しています。むしろ、「Office付きChoromebookが無い」というのは欠点ではなく、「無駄な費用を削るチャンス」でもあります。しかし、闇雲にChromebookを導入すれば良いという話でもありません。なぜなら、安さだけで選ぶと「安物買いの銭失い」になりかねないからです。
そこでこの記事では、Choromebookについて実務目線で以下のポイントを徹底的に解説します。
Chromebookに「Office付き」がない根本的理由
日本でノートパソコンを購入する際、「Office Home & Business」などの永続ライセンス版がプリインストールされているPCをイメージされる方も少なくないでしょう。一方、Chromebookには、Windows PCで一般的な「買い切り版(永続ライセンス版)」のOfficeが付属するモデルはありません。一部、サブスクリプション版の利用権が同梱されたモデルもありますが、基本的には別途契約が必要と考えておくと良いでしょう。
そもそもChromebookでは「買い切り版Office」が使えない
Chromebookに搭載されているOSは、Googleが開発した「ChromeOS」です。そして、このChromeOS上では、Windows向けのインストールプログラムは動作しません。そのため、市販されているWindows用のOfficeパッケージをインストールすることはそもそも不可能となっています。こうした背景から、PCメーカーも「Office付きのChromebook」を販売することはありません。
そこで、ChromebookでMicrosoft Officeを使う、あるいはOfficeファイルを開く主な方法は、以下の3つとなります。
- Web版Office: ブラウザ上でWordやExcelを操作する。基本無料だが機能制限あり。
- Microsoft 365(サブスク版): 月額または年額制の有料契約。フル機能に近いWeb版が利用可能。
- Googleドキュメント等での代用: OfficeファイルをGoogleのアプリで開き、編集・保存する(無料)。
もし、Chromebookで有料版のOfficeを使う場合は、「Chromebook本体費用 + 月々のMicrosoft 365ライセンス料」で予算を組む必要があるでしょう。

尚、以下の記事ではChromebookでOfficeを使う方法の詳細を解説していますので、合わせてお読みください。

ブラウザでOfficeを動かすメリット・デメリット
ChromebookでのOffice利用は、アプリを「インストール」するのではなく、ブラウザ上でアプリのように振る舞うPWA(Progressive Web Apps)を利用します。
PWAのメリット
PWAのデメリット

マクロ(VBA)が必須ならChromebookは選択から外しましょう
Web版(PWA版)のExcelでは、マクロ(VBA)の作成も実行もできません。ですから、マクロを使うかどうかがビジネスでChromebookを使うかどうかの大きな分岐点になるでしょう。
また、以下の作業が多い方も要注意です。
- 膨大なデータセット(数万行以上)を扱う複雑なピボットテーブル。
- 外部データソース(SQLサーバー等)との高度な連携。
- Wordでの数千ページに及ぶ精緻なレイアウト修正や校閲。
もし、業務上「取引先から送られてくるマクロ入りの集計ファイルを動かす」といったことが必須であれば、Chromebookの導入は見送るのが賢明です。逆に、一般的なビジネス文書の作成、予算管理、プレゼン資料作成であれば、Chromebookで十分可能です。
コストシミュレーション:「Office付きWindows」と「Chromebook + Officeサブスク」どっちがお得?
「Chromebookは安いけれど、毎年Office代を払ったら結局高くなるのでは?」といった疑問に答えるため、3年間のトータルコストを比較しました。
表1:3年間のトータルコスト比較(1台あたり)
| 項目 | Windows(中価格帯) | Chromebook(ビジネス向け) |
|---|---|---|
| 本体価格 | 約120,000円 | 約70,000円 |
| Office費用 | 0円(プリインストール想定) | 63,900円(Microsoft365 Personal 3年分。2026年時点の年額21,300円×3年分として算出) |
| ウイルス対策ソフト | 16,940円(例:ウイルスバスタートータルセキュリティー3年分。2026年時点の金額を元に計算) | 0円(OS標準機能) |
| 合計コスト | 136,940円 | 133,900円 |
| 資産管理 | 減価償却が必要な場合あり | 10万円未満なら一括経費 |
この表からわかるように、3年間の維持費を含めてもChromebookの方がいくらか安く済みます。とはいえ、金額的にそこまで大きな差はないので「別にWindowsでも良いじゃないか」と思われるかも知れません。
しかし、注目すべきは「10万円未満で購入できる」という点です。中小企業や個人事業主にとって、10万円未満で購入できるモデルであれば、原則として購入した年度に一括で経費計上(即時償却)できるため、10万円以上のPCを数年かけて減価償却するのと比較して、初年度の節税効果や事務処理の簡略化というメリットがあります。
Microsoft 365を契約する「もう1つのメリット」
先の部分でも解説したように、ChromebookでOfficeを使うためにMicrosoft365(旧Office365)の契約は必須ではありません。VBAを使わない、取引先との間でWordファイルやExcelファイル形式でのやり取りが不要であれば、わざわざ契約する必要はありません。
とはいえ、Microsoft365を契約すると、単にWordやExcelが使えるだけでなく、1TBのクラウドストレージ(OneDrive)が付いてきます。
Chomebookは、Googleのアカウントと紐づけて使いますが、Googleアカウントには15GBのストレージが無料でついてきます。しかし、15GBでは足りない、大容量のクラウドストレージが必要という方には、1TBのストレージがついてくるというのがMicrosoft 365の大きな魅力になるでしょう。
中小企業がChromebookを積極活用すべき理由
スペックだけで見ればWindowsに劣ることもあるChromebookですが、使い方次第では中小企業や個人事業主にとって「大きな武器」となり得ます。なぜなら、「見えないコスト」を劇的に削減できる見込みがあるからです。
端末管理の「無駄な時間」を削減できる
もし、企業がWindows PCを10台、20台と導入している場合、以下のような事態が日常茶飯事です。
一方、Chromebookは短時間で起動します。また、OSのアップデートはバックグラウンドで自動的に行われ、適用後の再起動も数秒から十数秒で終わるため、Windowsのように長時間PCが使えなくなるストレスがほとんどありません。
加えて、各アプリが「サンドボックス」という独立した領域で動作するため、一つのアプリが感染してもシステム全体に影響が及ばない構造になっています。
つまりChromebookは、Windows PCと比較してOSアップデートやセキュリティ対策の運用負荷を大幅に軽減でき、専任のIT担当者がいない組織でも管理しやすいのが特徴です。
社長一人でも社内の端末を一括管理できる
「Google管理コンソール(Chrome Enterprise Upgrade)」を利用することで、社長一人でも全従業員の端末を管理できます。
このように、Chromebookは専任のIT担当者をわざわざ配置しなくても、社内の端末を管理できるというメリットがあります。

万が一、壊れてもすぐ仕事を再開できる!
例えば、コーヒーをこぼしてしまった、高所から落下させてしまったなどでパソコンが全損したとしましょう。WindowsのPCでこんなアクシデントが発生したら、データの復旧や環境設定に丸一日かかってしまうかも知れません。
しかしChromebookなら、新しい端末を買ってきてログインするだけです。あるいは、すぐには使わないChrombookを使うこともできるでしょう。端末さえあれば、5分後には壊れる直前のブラウザのタブ、書きかけのメール、編集中のスプレッドシートが全て元通りに再現されます。これは、Chromebookが「本体にデータを保存しない」ことを前提とした設計だからこそできることです。
「PCが壊れたので丸1日仕事ができない!」という事態を避けられることも、WindowsにはないChrombookならではの強みです。

失敗しないための「ビジネス向けChromebook」の選び方
「Chromebookは3万円で買える」というイメージを持つ方もおられるかも知れませんが、ビジネスシーンでは一度忘れてください。なぜなら、仕事でストレスなくOfficeを動かし、Web会議もこなすには、一定以上のスペックが不可欠だからです。
ビジネス用途におけるCPUやメモリの基準
ブラウザ上でOfficeを動かすとPCの「メモリ」を多く消費します。また、ChromeOSはWindowsより軽量とはいえ、ある程度快適に動作させるためにも以下のスペックのものを選ぶことをお勧めします。
- CPU:「Intel Core i3」または「AMD Ryzen 3」かそれ以上のモデルを選びましょう。Celeronなどの比較的廉価なCPはメールチェック程度であれば問題ありませんが、Officeの編集にはパワー不足となる場合があります。
- メモリ:「8GB以上」を選択してください。ChormeOSは軽量なので、4GBモデルでも問題なく動作します。しかし、タブを5枚以上開くと動作が重くなることがあります。
- ストレージ:Chromebookはクラウド保存が基本ですので、 64GB〜128GBあれば十分です。読み書きの速度を優先し、SSDかUFSを推奨します。
ビジネスには「Chromebook」ではなく「Chromboook Plus」がオススメ
2023年にGoogleは「Chromebook Plus」という規格を発表しています。「Chromebook Plus」のロゴが付いているモデルを選べば、先にご紹介したCPUやメモリの基準をクリアしていますから、キビキビとした動作が期待できます。

生産性を高めるディスプレイとキーボードの選び方
長時間作業する場合、ディスプレイやキーボードの質が疲労に直結します。
耐久性を重視するなら、米国軍用規格(MIL規格)を基準にする
いくらChromebookはコスパが高いと言っても、1〜2年で壊れてしまっては意味がありません。そこで、できるだけ堅牢なモデルを選ぶことをお勧めします。
特に、以下の状況が想定される(あるいは過去に経験したことがある)場合は、米国国防総省の調達規格である「MIL-STD-810H」に準拠した堅牢なモデルを選ぶことで、中長期的な買い替えコストを押さえることができるでしょう。
【実務ガイド】取引先との連携における実践テクニック
「相手がWindowsを使っている場合、文章などのレイアウトが崩れてしまわないだろうか?」
こんな懸念を解消するための、実務的なテクニックをご紹介します。
「PDF化の徹底」でレイアウト崩れを予防
Chromebookで作成したOfficeファイルをメールで送る際、そのまま送ると相手の環境でフォントが置き換わり、改行位置がズレることがあります。
そこで、編集が不要な資料(見積書、請求書、マニュアル、企画書)は、必ずPDFに書き出してから送付することで問題を回避できます。Chromebookなら、印刷メニューから簡単にPDF保存が可能です。
Google Workspaceへのシフト
Officeに固執するのをやめ、Google Worlspaceに移行するのも一つの選択肢です。Googleスプレッドシートやドキュメントの使用を標準にすることで、「ファイルを添付してメールで送る」という非効率な方法を終わらせることもできます。他にも、Google Worlspaceに移行することで以下のようなメリットを得られます。
オフライン環境でのOffice操作の現実
「Chromebookはネットに繋げないと何もできない」という不安があるかも知れません。しかし、以下のような工夫をすればオフラインでもある程度の事が可能です。
- Googleドライブのオフライン設定:設定を有効にしておけば、例えば新幹線の移動中にネットが切れるといった状況でも、ドキュメントの編集を継続できます。
- OneDriveの同期: Microsoft 365ユーザーなら、Chromebookの「ファイル」アプリとOneDriveを連携させ、必要なファイルだけオフラインで保持する設定が可能です。
【想定事例】Chromebook導入で中小企業のワークスタイルはこう変わる
中小企業や個人事業主がChromebookを導入した場合、どのような変化が起きるのでしょうか。具体的な3つのシナリオを想定してみましょう。
想定事例①:外回りの多い営業会社(5名規模)
これまでは重いWindows PCを持ち歩き、テザリングの接続をしていました。
- 解決策:LTE対応(SIMフリー)のChromebookを導入。
- 変化:PCを開いた瞬間にネットに繋がり、移動中の隙間時間に即座にスプレッドシートを更新。帰社後の事務作業が大幅に削減され、残業代が大幅に削減された。
想定事例②:自宅と事務所を行き来する個人事業主
- 解決策:事務所に27インチの外部モニターとキーボードを設置。ChromebookをUSB-Cケーブル一本で接続。
- 変化:外では13インチのノートとして、中では大画面のデスクトップとして運用。データは常にクラウドにあるため、USBメモリを持ち歩く必要がなくなり、紛失リスクが消滅した。
想定事例③:現場作業がある建設・内装業
- 解決策:MIL規格準拠のタフネスChromebookを選択。
- 変化:埃や振動の多い現場でも故障を恐れず使用できるように。図面(PDF)の確認や現場写真のアップロードをその場で行い、事務所に戻ってからの報告書作成の手間を省くことができた。

【筆者の視点】Chromebookで実務をこなすための「4つのポイント」
私はWindowsパソコンをメインに使用していますが、出先ではChromebookを使っています。実際には業務の大部分がクラウド上で完結するため、Chromebookをメインにすることも可能な状態です。
とはいえ、単にWindowsからChrmebookに切り替えれば済むという話でもありません。Chromebookでも業務をこなせるようにするためには、思考や運用の方法などもChromebook使用を前提に調整する必要があります。そこで、実務をChromebookで進める上で、私が大切だと考えている4つのポイントをご紹介します。
Windowsでもブラウザは「Chrome」を使う
Windowsの場合、標準搭載されている「Edge」ブラウザを使っている方もおられることでしょう。しかし、私はWindowsでもメインのブラウザを「Chrome」に変更しています。なぜなら、同一アカウントでChromeにログインしておけば、ブックマークや拡張機能、設定などがChromebookにも自動反映されるからです。
また、ChromeブラウザはMacやLinuxなどのOSにもインストールできます。よって、Chromebookを使うことを前提にするなら、異なるOSでも同じ作業環境が自動的に構築されるChromeブラウザの使用が便利です。
ファイルは「全てクラウド保存」
PCのストレージ内にファイルを保存し、必要に応じてUSBメモリなどで持ち出しているという方もおられるかも知れません。
一方、私はPC内にファイルを置くのは、基本的に一時的な作業だけにとどめています。そして、保存が必要なファイルは必ずGoogleドライブに移動します。また、一時的な作業では終わらないと分かっているファイルは、最初からGoogleドライブ内に作成し作業します。
こうすることでWindowsからも、Chrombeookからでもアクセスできるようになるだけでなく、「PCをいつ買い替えても、いつ壊れても大丈夫」な状態にすることができます。また、USBメモリで持ち運ぶことで想定される、紛失・盗難のリスクを回避することもできます。
尚、WiondowsやMacでGoogle Driveを使用する場合は、ブラウザで開くよりも「パソコン版Googleドライブ」を使うと便利です。「パソコン版Googleドライブ」をインストールすると、Googleドライブをローカルドライブのような感覚で使えます。
Officeはなるべく使わず、Google Workspaceを中心にする
以前は私も、Microsoft Officeをメインに使っていました。しかし、クラウド上に保存していてもファイルが上手く同期されないことや、Chromebeookを使うことも想定し、Google Workspaceメインの体制に移行しました。
現在は、どうしてもWordやExcel形式でないといけない場合を除き、Googleドキュメントやスプレッドシートを使用します。こうすることでChromebookだけでなく、スマホやタブレット端末からもファイルを閲覧・編集ができるようになりとても便利です。
また、Google Woekspaceをメインの状態にしておけば、将来的にWindowsのパソコンを買い替える場合も、Office付きを選ぶ必要がないなどコスト削減にもつなげていくことができます。
「ファンクションキー」を有効にする
日本語のテキスト入力が多い方に、ぜひおすすめしたいのがWindowsでF1~F12まである「ファンクションキー」をChromebookでも有効にすることです。なぜなら、キーボード入力をする際に「ファンクションキー」を使うと便利だからです。
例えば日本語入力時に、F7キーでカナ変換、F10でアルファベットに変換できます。また、F6キーで平仮名に戻すこともできます。加えて、スプレッドシートの数式の編集や、ファイル名の変更を行う場合もF2キーをよく使います。
ただし、Chromebookの標準設定ではファンクションキーが有効ではありません。そこで、設定変更で有効にする必要があります。具体的には、「設定」→「デバイス」→「キーボードと入力」の順に開き、「キーボードの最上段のキーをファンクションキーとして使用する」をオンにします。こうすると、キーボードの最上段キーが常時ファンクションキーとして機能します。尚、どのキーがF10に相当するかなどがわからなくなるので、シールを貼っています。

まとめ
- Chromebookには、Windows PCのような「office付き(買い切り版)」モデルは存在しませんが、Web版やサブスクリプション版を活用することで、実務でも十分に使えます。
- ビジネス用途では、Googleが性能を保証する「Chromebook Plus」規格のモデルを選び、CPUはCore i3以上、メモリは8GB以上のモデルを選びましょう。
- 多くのモデルが10万円未満で購入できるため一括経費にしやすいほか、セキュリティ対策や端末管理の手間を大幅に削減できるという、中小企業や個人事業主ならではのメリットがあります。
- 取引先とのやり取りではPDF化を徹底し、長期的には共同編集に強いGoogle Workspaceへ移行することで、よりスムーズで生産性の高い連携が実現できます。
Windows PCとは少し勝手が違いますが、ChrombookはWindows PCにはないメリットや魅力があります。ぜひ、Chromebookを賢く選んで導入し、よりスマートで生産性の高いビジネス環境をぜひ手に入れましょう。
FAQ:Office付きのChromebookを探している人によくある質問
Q1. Chromebookには「Office付き」のモデルはありますか?
A. 結論から申し上げますと、Windows PCで一般的な「買い切り版(永続ライセンス版)のOffice」が最初から入っているモデルは、Chromebookには存在しません。ChromebookでMicrosoft Officeを利用する場合は、ブラウザ上で動作する「Web版」を使うか、有料のサブスクリプション(継続利用型)サービスである「Microsoft 365」を別途契約するのが基本です。本体価格とは別にライセンス料が発生する場合があるため、導入時の予算には注意が必要ですが、常に最新の機能や高度なセキュリティを維持できるというクラウドならではのメリットがあります。
Q2. 仕事でExcelやWordを使いたいのですが、互換性に問題はありませんか?
A. 一般的なビジネス文書の作成や予算管理、プレゼン資料の作成であれば問題なく可能です。ただし、Excelのマクロ(VBA)や高度なアドインなどはWeb版では動作しないため、マクロが必須の業務には適しません。また、作成したファイルをWindowsユーザーに送ると、フォントの違いによってレイアウトが崩れることがありますが、これは資料を「PDF化(内容を固定して保存する形式)」して送付することで解決できます。よりスムーズな連携を求めるなら、共同編集が得意なGoogleスプレッドシートなどの「Google Workspace」へ移行することも有効な選択肢です。
Q3. ビジネス用として購入する場合、どのスペックのモデルがおすすめですか?
A. 仕事でOfficeをサクサク動かし、Web会議なども快適にこなすなら、Googleが一定の性能を保証した「Chromebook Plus」規格のモデルが最もおすすめです。具体的なスペックの目安としては、CPUに「Intel Core i3」または「AMD Ryzen 3」以上、メモリは「8GB以上」を搭載したモデルを選んでください。安さだけで選んで4GBメモリの低価格モデルを購入すると、多くのタブを開いた際に動作が重くなる可能性があるため注意が必要です。また、外出先での利用が多い場合は、米国軍用規格(MIL規格)に準拠した耐久性の高いモデルを選ぶと安心です。
Q4. 経費精算や税制面でChromebookを導入するメリットはありますか?
A. Chromebookの多くは10万円未満で購入できるため、日本の税制では購入した年度に一括で経費計上できるケースが多いのが大きな利点です。Windows PCを数年かけて減価償却(分割して経費化)するのと比較して、初年度の節税効果や事務処理の簡略化が期待でき、キャッシュフローの改善にもつながります。3年間のトータルコストで比較しても、OS標準で強力なセキュリティを備えておりウイルス対策ソフト代が不要なため、非常に経済的です。なお、具体的な税務処理については、最新の制度を確認するか税理士などの専門家へ相談してください。

